法人
経営者歴
02 / STORY & VISION
「仕組みを変えれば、経営は変えられる」
と知るまで
でも、やり方を変えれば、状況は変えられる。
仕組みを変えれば、経営は変えられる。
初めて、自分の行動で状況を変えた
幼少期から学生時代にかけて、家庭環境や人間関係に悩み、小中学校ではいじめも経験しました。自分の力で状況を変えられるとは思えなかった私にとって、転機になったのが高校時代に始めた空手です。
「強くなりたい。自分を変えたい」。稽古を重ねて黒帯になり、東京大会で2位になれたとき、人や環境に振り回されるだけでなく、自分の行動で状況は変えられると初めて実感しました。
「おばあちゃんを追い出すわけにはいかない」
商社、不動産会社、財務コンサル会社を経て、親戚から小さな個人商店を継いでほしいと頼まれました。借金もあり、将来性も見えない。それでも、倒産すれば幼い頃からお世話になった祖母の家が失われるかもしれません。
その思いで事業を引き受け、私の経営者人生が始まりました。だから私は、誰にも代わってもらえない経営者の責任と孤独を、現場の感覚として知っています。
仕組みに支えられる現場と、仕組みの中で苦しむ現場
個人商店の先を考え、コンビニの加盟店になりました。ブランド、商品、仕入れ、運営マニュアルが整い、未経験でも一定水準で商売を始められる仕組みの力を知りました。
同時に、売上・採用・店舗運営の責任や、本部との関係、簡単には後戻りできない構造も経験しました。この両面を知ったことが、後の「のれんチャイズ」の土台になりました。
繁盛したのに、苦しくなった
好きだったラーメンで仕組みをつくろうと、店主に何度も頼み込んで修業し、自分の店を開きました。店は繁盛し、2号店、3号店と直営展開へ進みました。
ところが、採用しても続かない、育てても辞める、品質がぶれる、売上があっても利益が残らない。東日本大震災の影響もあり、複数店舗を閉め、借金も膨らみました。そこで痛いほど学びました。飲食店は、ただ頑張るだけでは続かない。
のれんを抱え込まず、本気の人に託す
常連のお客様の中から「ここで修業したい」という人が現れ、学んだ後に地元で開業し、複数店舗へ広げていきました。その姿を見て、自分のブランドやノウハウは自社の中だけで抱え込まなくていいと気づきました。
自社で人を雇い続けるのではなく、独立したい人と組む。ブランド・商品・ノウハウ・運営支援を提供し、パートナーシップで広げる。この考えから生まれた「のれんチャイズ」の仕組みは、現在100店舗以上に広がっています。